■「準高地トレーニングの効果?」  

 

 私たちは、標高1,450mに位置する水ヶ塚公園クロスカントリーコースをフィールドにして、準高地トレーニングの効果を医科学的に明らかにするプロジェクトを行ってきました。

 

 この研究で分かってきたことは「準高地のようなマイルドな低酸素環境と高強度のトレーニングを組み合わせることで、2,000m以上の低酸素環境でみられる反応を体に引き起こさせることができる」ということです。

 

 そして「週末の合宿形式や一日だけの準高地トレーニングでも、アスリートのコンディショニングに役立てられる」ということです。

 

 準高地でのトレーニング効果について、医科学的な視点から有益な効果があるということがわかってきましたので、多くの方達に、富士山麓の準高地でトレーニングをしていただきたいと思います。

 

 

 詳しい実験内容や結果については、動画をご覧ください。

 

 

 準高地トレーニング実証実験を通じて、「トレーニング・マイルドハイ」「リビング・マイルドハイ」(準高地でのトレーニングと生活)が実現できる「準高地トレーニングの聖地」を目指します!

 

 

■準高地トレーニングの魅力

 

・高地ほど身体に負荷が掛からない低酸素環境であること

・短い時間で準高地まで移動できること

・日頃のトレーニングに近い強度設定を維持できること

 

 

■準高地トレーニング実証実験推進体制

 

【プロジェクトリーダー】

・杉山 康司 教授 (静岡大学教育学部保健体育講座 地域創造学環スポーツプロモーションコース)

 

【プロジェクトスタッフ(五十音順)】

・内丸     仁  教授(仙台大学スポーツ健康科学実践機構)

・辻川比呂斗 准教授(順天堂大学保健看護学部)

・時野谷勝幸 研究員(筑波大学医学医療系)

・長澤   純一 教授(日本大学文理学部体育学科)

・長津  恒輝 (順天堂大学スポーツ健康科学研究科)

 

【研究協力スタッフ】

・塩田    徹 教授(東洋大学経済学部総合政策学科)

・鈴江    毅 教授(静岡大学教育学部養護教育専攻)

・祝原    豊 准教授 (静岡大学教育学部保健体育講座 地域創造学環スポーツプロモーションコース)

・静岡大学学生及び大学院生

 

【事務局】

・裾野市産業観光課スポーツツーリズム担当

 

※本事業は静岡県からの委託によるものです。

 


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令和元年度準高地トレーニング実証実験.pdf
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2021.7.6令和2年度準高地トレーニング実証実験資料を追加掲載しました。pdfダウンロード可能です。

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令和2年度準高地トレーニング実証実験.pdf
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下記の説明用プロトコル図は上記PDFに含まれています。